新宮市で保育園や認定こども園の利用を考えていると、「毎月の保育料はいくらかかる?」「3歳からは本当に無料?」「兄弟姉妹がいる場合は安くなる?」など、費用について気になる方も多いのではないでしょうか。
新宮市の保育料は一律ではなく、世帯の市町村民税の課税状況などによって決まります。また、3歳以上児の保育料は無償化されているほか、きょうだいの人数などによって0~2歳児の保育料が軽減・無料となる制度もあります。
この記事では、新宮市の保育料について、月額の目安や算定方法、無償化・減額制度、給食費などの実費負担、保育料の納付が難しい場合の対応まで、市の公式情報をもとにわかりやすく紹介します。
この記事でわかること
- 新宮市の0~2歳児の保育料
- 3歳以上児の保育料無償化について
- 0~2歳児で無償化の対象となるケース
- 保育料が決まる仕組み
- きょうだいがいる場合の保育料の減額制度
- 給食費や教材費などの実費負担
- 認可外保育施設などの無償化
- 保育料の支払いが難しい場合の対応
- 児童手当から保育料が徴収されるケース
新宮市の保育料はどうやって決まる?
新宮市の保育料は、児童と生計を一つにしている父母などの市町村民税の課税額をもとに決定されます。
具体的には、入所している児童と生計を一つにする父母と、それ以外の扶養義務者のうち家計の主宰者に該当する方について、課税額を合計して階層を決定します。
また、保育料の算定に使用する市民税の年度は時期によって異なります。
- 4月~8月分:前年度の市民税の課税状況
- 9月~翌年3月分:当該年度の市民税の課税状況
そのため、9月から保育料が変わる場合があります。
新宮市の0~2歳児の保育料
新宮市が公表している保育料月額表では、3歳未満児の保育料は次のようになっています。
| 階層 | 市町村民税などによる区分 | 3歳未満児の保育料(月額) |
|---|---|---|
| 第1階層 | 生活保護世帯など | 0円 |
| 第2階層 | 市町村民税非課税世帯 | 0円 |
| 第3階層 | 所得割額48,600円未満 | 14,400円 |
| 第4階層 | 48,600円以上97,000円未満 | 23,000円 |
| 第5階層 | 97,000円以上169,000円未満 | 36,000円 |
| 第6階層 | 169,000円以上301,000円未満 | 47,400円 |
| 第7階層 | 301,000円以上397,000円未満 | 57,600円 |
| 第8階層 | 397,000円以上 | 60,000円 |
このように、3歳未満児の保育料は月額0円~60,000円となっており、世帯の課税状況によって大きく異なります。
なお、保育料の算定に用いる「所得割」については、住宅借入金等特別控除(住宅ローン控除)や寄附金税額控除など、一部の税額控除を適用せずに計算されます。
3歳以上児の保育料は無償
幼児教育・保育の無償化により、3歳児から5歳児クラスまでのすべての子どもの保育料は無償となっています。
ただし、「保育料が0円=園にかかる費用がすべて無料」というわけではありません。
給食費(主食費・副食費)や保護者会費、絵本代、通園バス代などの実費は無償化の対象外となり、原則として保護者の負担です。
0~2歳児でも住民税非課税世帯は保育料が無償
0歳児から2歳児クラスについては、すべての世帯が無償化されるわけではありませんが、住民税非課税世帯の子どもは保育料が無償となります。
また、これまでの多子世帯に対する保育料の減免制度も継続されています。そのため、住民税非課税世帯に該当しない場合でも、きょうだいの人数や世帯の所得などによって保育料が半額または無料になる場合があります。
きょうだいがいる場合は保育料が安くなることも
新宮市では、同一世帯から複数の子どもが保育所や幼稚園、認定こども園などを利用している場合、保育料の負担を軽減する制度があります。
対象となる場合は、2人目の保育料が半額、3人目以降は無料となります。
また、この条件に当てはまらない場合でも、同一世帯内に子どもが3人以上いる世帯では、「紀州っこいっぱいサポート」により第2子以降の保育料が無料になる場合があります。
ただし、第2子については所得割額57,700円未満という所得要件があります。ひとり親家庭などの場合は77,101円未満が基準となります。
子どもの人数や世帯の状況によって適用される制度が異なるため、「わが家の場合はいくらになる?」と迷った場合は、新宮市子育て推進課に確認しておくと安心です。
ひとり親家庭などは保育料が軽減される場合がある
新宮市では、一定の要件に該当する世帯についても保育料の軽減措置を設けています。
対象として挙げられているのは、配偶者のいない方が児童を扶養している世帯や、身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方がいる世帯などです。
世帯の所得や状況などによって取り扱いが異なる可能性があるため、詳しい適用条件については子育て推進課へ確認してください。
保育料以外にかかる費用は?
保育園や認定こども園などを利用する場合、保育料とは別に費用が発生することがあります。
3歳未満児については、主食費・副食費が保育料に含まれています。
一方、保育料が無償となる3歳以上児については、主食費・副食費を各園で別途徴収します。
ただし、年収360万円未満相当の世帯の子どもと、第3子以降の子どもについては、副食費(おかず代)が免除されます。主食費(米・麺・パンなど)は免除の対象ではありません。
なお、給食費の金額は施設によって異なります。
このほか、
- 文房具などの教材購入費
- 送迎バス代
- 保護者会費
などが必要となる場合があります。
徴収される項目や金額は施設によって異なるため、入園を検討している園へ事前に確認しておきましょう。
認可外保育施設なども無償化の対象になる場合がある
新宮市では、認可外保育施設などを利用する場合も、一定の条件を満たせば幼児教育・保育の無償化の対象となります。
対象となるのは、「保育の必要性」の認定を受けた世帯のうち、次のいずれかに該当する子どもです。
- 住民税非課税世帯の0歳児から2歳児クラスまでの子ども
- 3歳児から5歳児クラスまでの子ども
無償化される金額には上限があり、0~2歳児クラスの住民税非課税世帯は月額42,000円まで、3~5歳児クラスは月額37,000円までとなっています。
「保育の必要性」は、保護者の就労・就学、家族の介護、保護者本人の疾病など一定の理由をもとに確認されます。
また、認可外保育施設などで無償化の給付を受けるためには申請が必要です。利用を検討している場合は、対象施設や必要な手続きについて新宮市子育て推進課へ確認しておきましょう。
保育料は期限内の納付を
保育料は、保育所などの運営に必要な費用の一部として保護者が負担するものです。
新宮市では、保育料の滞納がある場合、児童手当から保育料を徴収する仕組みを設けています。
児童手当から保育料へ充当する方法には、大きく分けて「申出による徴収」と「特別徴収」があります。
申出による徴収
保育料に滞納がある場合、保護者からの申出によって、児童手当から保育料へ直接充当することができます。
利用するためには手続きが必要です。
この方法では、滞納している児童本人の児童手当だけでなく、兄弟姉妹に支給される児童手当を滞納している児童の保育料に充てることも可能です。
特別徴収
保育料を納付していない方については、新宮市が児童手当から直接保育料を徴収する「特別徴収」が行われる場合があります。
特別徴収は、児童手当が支給される各支払い月(偶数月)に実施され、対象となる方には児童手当の支払日前に「特別徴収通知書」が送付されます。
なお、すでに保育所などを退所・退園している児童の保育料については、児童手当から特別徴収されません。
また、特別徴収では、滞納している児童の兄弟姉妹に係る児童手当を、その児童の保育料へ充当することはありません。
保育料の支払いが難しいときは早めに相談を
仕事や家庭の事情などによって、「今月は納期限までに保育料を支払うのが難しい」ということもあるかもしれません。
新宮市では、保育料の納付相談を随時受け付けています。納期限までの支払いが難しい場合は、滞納したままにせず、事前に相談することが案内されています。
相談先は、新宮市子育て推進課です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 担当 | 新宮市 子育て推進課 |
| 所在地 | 和歌山県新宮市新宮451番地 |
| 電話番号 | 0735-23-3344 |
保育料の金額や軽減制度について分からないことがある場合も、子育て推進課へ問い合わせて確認するとよいでしょう。
新宮市で保育園・こども園を探している方へ
保育料とあわせて確認しておきたいのが、実際に通う保育園や認定こども園です。
しんぐうまとめでは、新宮市内の保育園・認定こども園を一覧で紹介しています。所在地や保育時間などを比較しながら、希望に合った園を探したい方はあわせてご覧ください。

また、各保育園・認定こども園について詳しく紹介した個別記事も掲載しています。園の特徴や保育内容、施設情報などを詳しく知りたい場合は、各園の記事も参考にしてください。
小学校入学後の預け先について調べている方は、新宮市の放課後児童クラブ(学童保育)についてまとめた記事もあります。利用条件や料金、申込方法などを紹介しています。

新宮市の保育料は世帯状況や子どもの年齢を確認しよう
新宮市では、3歳児から5歳児クラスまでの保育料は無償となっています。また、0~2歳児クラスでも住民税非課税世帯は保育料が無償です。それ以外の0~2歳児については、世帯の市町村民税の課税状況をもとに保育料が決まり、月額0円~60,000円となっています。
また、きょうだいがいる世帯や一定の要件を満たす世帯には、保育料の半額・無料といった負担軽減制度があります。
保育料とは別に、3歳以上児の主食費・副食費、教材費などが必要になる場合もあるため、入園を検討するときは「保育料だけ」でなく、園ごとに必要となる実費も確認しておくのがおすすめです。認可外保育施設などについても、「保育の必要性」の認定など一定の条件を満たせば無償化の対象になる場合があります。
保育料の支払いが難しい事情がある場合には納付相談も行われています。滞納したままにせず、早めに新宮市子育て推進課へ相談しましょう。
参照元:新宮市 【施設のご利用】保育料について、【施設のご利用】幼児教育・保育の無償化について、【手当・助成】児童手当からの保育料の徴収等について



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