子どもの予防接種には、定期接種のほかに、希望する方が受ける「任意接種」があります。任意接種は基本的に自己負担となりますが、新宮市では、子どもの流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)とインフルエンザの予防接種費用の一部を助成しています。
おたふくかぜは1歳~2歳、インフルエンザは生後6か月~中学3年生までが対象です。ただし、それぞれ助成額や回数、手続き方法などが異なります。
この記事では、新宮市で利用できる子どもの任意予防接種費用助成について、対象年齢や助成内容、申請方法などを分かりやすく紹介します。
この記事でわかること
- 新宮市のおたふくかぜ予防接種費用助成の対象年齢
- おたふくかぜ予防接種の助成額と申請方法
- 子どものインフルエンザ予防接種の対象年齢と期間
- インフルエンザ予防接種の自己負担額と助成回数
- 委託医療機関と委託外医療機関での手続きの違い
- 助成を受ける際の注意点
新宮市では子どもの任意予防接種費用を一部助成
新宮市では、子どもの任意予防接種のうち、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)とインフルエンザについて費用の一部助成を行っています。
どちらも「任意接種」で、保護者の判断で接種するかどうかを決める予防接種です。新宮市では、接種を希望する方を対象に費用の一部を助成しています。
それぞれの主な違いは次のとおりです。
| おたふくかぜ | インフルエンザ | |
|---|---|---|
| 対象 | 新宮市に住民票のある1歳~2歳 | 新宮市に住民票のある生後6か月~中学3年生 |
| 対象期間 | ― | 10月1日~翌年1月31日 |
| 助成回数 | 1人1回 | 生後6か月~小学生:2回/中学生:1回 |
| 助成内容 | 上限4,000円 | 市の助成上限3,000円 |
| 自己負担 | 接種費用から助成額を差し引いた額 | 原則1回1,000円+4,000円を超えた分 |
| 生活保護世帯 | 上限6,000円 | 無料※ |
| 市民税非課税世帯 | 上限6,000円 | 特別な記載なし |
※インフルエンザは接種費用が4,000円を超える場合、超えた分は自己負担となります。
おたふくかぜ予防接種は1歳~2歳が対象
流行性耳下腺炎、いわゆる「おたふくかぜ」の予防接種費用助成を受けられるのは、新宮市に住民票がある1歳~2歳の幼児です。
具体的には、3歳になる1日前までが対象となります。
助成を受けられるのは1人につき1回のみです。
おたふくかぜの助成額
予防接種1回分について、上限4,000円が助成されます。
また、市民税非課税世帯と生活保護世帯については、上限6,000円です。
医療機関によって予防接種料金は異なるため、助成上限額を超えた場合はその分が自己負担となります。
おたふくかぜは接種後に申請が必要
おたふくかぜの場合は、まず医療機関で定められた予防接種料金を支払い、接種を受けます。
接種するときには母子健康手帳を持参し、医療機関で接種記録を記入してもらいましょう。
その後、必要書類をそろえてこども家庭センター(旧保健センター)で申請します。申請期限は接種日から1年以内で、助成金は申請書に記載した口座へ振り込まれます。
申請時に必要なものは次のとおりです。
- 接種時の領収書
- 接種記録のある母子健康手帳
- 振込先の銀行口座が分かるもの(通帳など)
申請時に必要になるため、領収書は接種後も捨てずに保管しておきましょう。
インフルエンザは生後6か月~中学3年生までが対象
新宮市では、令和6年度から子どものインフルエンザ予防接種費用の一部助成を行っています。
対象となるのは、新宮市に住民票があり、接種日時点で生後6か月~中学3年生までの子どもです。
助成対象となる接種期間は、毎年度の10月1日~翌年1月31日です。
2026年度の場合は、2026年10月1日~2027年1月31日の間に受けた予防接種が対象となります。
インフルエンザの助成回数は年齢によって異なる
インフルエンザ予防接種の助成回数は、子どもの年齢によって異なります。
| 対象 | 助成回数 |
|---|---|
| 生後6か月~小学生 | 2回 |
| 中学生 | 1回 |
小学生までと中学生では助成される回数が異なるため、接種前に確認しておきましょう。
インフルエンザ予防接種の自己負担は原則1回1,000円
インフルエンザ予防接種の自己負担額は、1回につき1,000円です。生活保護世帯については無料とされています。
ただし、新宮市からの助成上限は1回につき3,000円です。
予防接種を受ける医療機関によっては、1回の接種費用が4,000円を超える場合があります。その場合、4,000円を超えた分についても自己負担となります。
市の案内では、接種費用が4,400円だった場合、「1,000円+400円」で自己負担額は1,400円になる例が紹介されています。
そのため、「どこの医療機関でも1,000円だけで接種できる」というわけではない点に注意してください。
インフルエンザは医療機関によって助成方法が異なる
インフルエンザ予防接種は、委託医療機関で受ける場合と委託外医療機関で受ける場合で、助成を受ける方法が異なります。
委託医療機関で接種する場合
新宮市の委託医療機関で接種する場合は、医療機関の窓口で自己負担額のみを支払います。
市の助成分をいったん全額立て替えて、あとから申請する必要はありません。
委託外医療機関で接種する場合
委託外の医療機関で接種する場合は、医療機関が定める予防接種料金をいったん全額支払います。
接種後に必要書類をそろえて申請すると、1回につき最大3,000円が指定した口座へ後日振り込まれます。申請期限は接種日から1年以内です。
申請には、次のものが必要です。
- 接種時の領収書
- 振込先の銀行口座が分かるもの
- 認印
なお、インフルエンザ予防接種は、委託医療機関で受ける場合と委託外医療機関で受ける場合で助成方法が異なります。接種を希望する医療機関が新宮市の委託医療機関に該当するかについては、予約時に医療機関または新宮市子育て推進課へご確認ください。
おたふくかぜとインフルエンザでは手続き方法に注意
同じ任意予防接種の費用助成でも、おたふくかぜとインフルエンザでは手続き方法に違いがあります。
おたふくかぜは、医療機関で接種料金を支払ったあとに申請して助成を受けます。
一方、インフルエンザは委託医療機関であれば、窓口で自己負担額のみを支払います。委託外医療機関の場合は、いったん全額を支払ったあとに申請する仕組みです。
特にインフルエンザについては、接種を予定している医療機関が委託医療機関かどうか、予約時に確認しておくと手続きがスムーズです。
申請や制度についての問い合わせは新宮市子育て推進課へ
おたふくかぜ・インフルエンザの予防接種費用助成について、対象になるか分からない場合や申請方法について確認したい場合は、新宮市子育て推進課/母子保健係へ問い合わせることができます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 担当 | 新宮市 子育て推進課/母子保健係 |
| 所在地 | 新宮市新宮451番地 こども家庭センター(旧保健センター)内 |
| 電話番号 | 0735-23-4511 |
接種する医療機関や助成の対象になるかなど、分からないことがある場合は、接種前に確認しておくと安心です。
対象になる家庭は接種前に助成内容を確認しておこう
新宮市では、子どものおたふくかぜとインフルエンザの任意予防接種について、費用の一部を助成しています。
おたふくかぜは1歳~2歳が対象で1人1回、インフルエンザは生後6か月~中学3年生が対象で、生後6か月~小学生は2回、中学生は1回まで助成を受けられます。
特にインフルエンザは、委託医療機関か委託外医療機関かによって手続き方法が異なります。また、接種料金によっては助成を利用しても追加の自己負担が発生する場合があります。
これから子どもの予防接種を予定している方は、対象年齢や助成回数、接種する医療機関などを事前に確認したうえで利用しましょう。
参照元:新宮市 任意予防接種費用の一部助成について



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