物価高が続くなか、新宮市では国の「物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金」などを活用し、市民生活を支えるさまざまな取り組みを行っています。
これまでには、全市民への1万円分の「新宮市暮らし応援商品券」をはじめ、水道基本料金の免除、新成人への30万円の給付、子育て世帯への支援などが実施されています。
さらに、2026年10月には、市民1人につき5,000円分の「新宮市暮らし応援商品券」を新たに発行することが発表されました。
今回の商品券は、2026年8月1日時点で新宮市に住民票がある方が対象で、市内の郵便局で引き換える必要があります。
この記事では、新宮市の給付金や物価高対策について、2026年10月時点の最新情報と、2027年度以降に注目したい支援制度を整理して紹介します。
※制度内容や対象者、実施時期などは変更される場合があります。最新情報は新宮市公式ホームページをご確認ください。
新宮市では物価高対策としてさまざまな支援を実施
新宮市では、国の「物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金」を活用して、市民生活や地域経済を支援するさまざまな事業を行っています。
これまで実施計画には、プレミアム付商品券や学校給食費無償化、新成人応援事業、子育て応援入学等準備支援事業、高齢者等タクシー券交付事業などが盛り込まれてきました。
2026年度に入ってからも、暮らし応援商品券や水道基本料金の免除など、物価高による家計への負担を軽減する取り組みが実施されています。
新宮市では各種支援制度をまとめたページも公開しているため、自分が利用できる制度がないか確認してみるのもよいでしょう。
新宮市公式:各種支援制度のご案内
https://www.city.shingu.lg.jp/info/2702
2026年度後半に注目したい給付金・支援
2026年10月現在、今後の動きに注目したい主な制度を整理すると、次のとおりです。
| 支援・事業 | 主な内容 | 2026年10月時点 |
|---|---|---|
| 暮らし応援商品券(追加発行分) | 1人5,000円分 | 11月初旬までに引換券発送予定 |
| 新成人応援給付金 | 対象者1人30万円 | 10月13日に案内発送予定 |
| 子育て応援入学等準備支援給付金 | 対象の子ども1人5万円 | 令和8年度の支援制度として掲載 |
| 入学等準備支援事業のクラウドファンディング | 入学準備支援事業への寄附を募集 | 2026年10月1日から寄附受付中(12月29日まで) |
| 水道基本料金免除 | 基本料金2か月分 | 2026年8月・9月請求分を免除 |
| 暮らし応援商品券(前回分) | 1人1万円分 | 2026年7月31日で利用終了 |
| 2027年度の暮らし応援商品券 | 未定 | 現時点で実施発表なし |
ここから、それぞれ詳しく紹介します。
新成人応援給付金|令和8年度対象者にも1人30万円
金額の大きな支援の一つが「新成人応援給付金」です。
新宮市では、物価高騰の影響を受ける子育て世代への経済的支援、新成人の生活応援や郷土愛の醸成などを目的として、対象となる新成人に1人30万円を支給しています。
令和8年度に満18歳となる新成人については、2026年10月1日が基準日です。
新宮市が把握している対象者には、2026年10月中旬に案内が送付される予定となっています。
給付金を受け取るためには申請が必要なため、対象となる家庭は市から届く案内を確認しておきましょう。
市外へ進学している場合も対象になることがある
新成人本人が進学などのため市外へ転出・居住している場合でも、一定の要件を満たせば対象となる場合があります。
主な要件として、新成人が新宮市内の小学校または中学校を卒業し、扶養者が新宮市に3か月以上住民登録していることや、市内での居住実態があることなどが定められています。
市外で暮らしているからといって必ず対象外になるわけではないため、該当する可能性がある場合は確認してみましょう。
新宮市公式:新成人応援給付金のご案内
https://www.city.shingu.lg.jp/info/2916
新成人応援給付金について詳しく知りたい方は、対象者や申請方法などをまとめた以下の記事もあわせてご覧ください。

入学等準備支援給付金|対象の子ども1人につき5万円
子育て世帯が注目しておきたいもう一つの制度が「新宮市子育て応援入学等準備支援給付金」です。
新宮市では、物価高の影響を受ける子育て世帯の入学に伴う経済的負担を軽減するため、入学等準備支援を実施しています。
令和7年度第3回の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金実施計画では、対象となる児童・生徒1人につき5万円として、620人分、合計3,100万円の支援金が計上されています。
対象として想定されているのは、翌年度に小学校・中学校・高等学校への入学を予定している児童・生徒の保護者などです。
新宮市の令和8年度各種支援制度にも「新宮市子育て応援入学等準備支援給付金」が掲載されています。
2027年春に子どもの入学を控えている家庭は、今後の詳しい案内を確認しておきたいところです。
入学準備支援のためのクラウドファンディングが開始
新宮市では、子育て応援入学等準備支援給付金事業を継続的に支えるため、2026年10月1日(木)からクラウドファンディング型ふるさと納税による寄附募集を開始しました。
この取り組みは、小学校・中学校・高等学校などへの入学を控える子どもがいる世帯の経済的負担を軽減するため、入学準備支援金などに活用する寄附を募るものです。
寄附募集の概要は以下のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 事業名 | 子育て応援入学等準備支援給付金事業 |
| 募集期間 | 2026年10月1日(木)~12月29日(火) |
| 目標金額 | 100万円 |
| 寄附金の使い道 | 入学を控える子どもがいる世帯への入学準備支援金など |
| 担当課 | 新宮市 子育て推進課 |
| 寄附受付サイト | ふるさとチョイス |
今回のクラウドファンディングは、給付金を受け取るための申請ではなく、入学準備支援事業を応援するための寄附募集です。
新宮市内外を問わず寄附でき、ふるさと納税の仕組みによる税金の控除も受けられます。なお、今回の寄附に返礼品はありません。
寄附の方法や事業の詳細については、以下の公式ページをご確認ください。
水道基本料金は8月・9月の2か月分を免除
2026年度の物価高対策として、水道料金の負担軽減も行われています。
対象となるのは、上水道・簡易水道・飲料水供給施設の利用者で、官公署関係を除き、水道料金の基本料金2か月分が免除されます。
対象となるのは、
- 2026年8月請求分(7月検針分)
- 2026年9月請求分(8月検針分)
です。
免除されるのは基本料金部分で、使用量に応じて発生する従量料金は対象ではありません。
給付金のように申請してお金を受け取る制度ではありませんが、物価高が続くなかで市民や事業者の負担を軽減する取り組みの一つです。
新宮市公式:水道の基本使用料2ヵ月分を免除します
https://www.city.shingu.lg.jp/info/3025
新宮市暮らし応援商品券を新たに発行!1人5,000円分
新宮市は2026年10月、物価高騰による市民生活への負担を軽減するため、市民1人につき5,000円分の「新宮市暮らし応援商品券」を新たに発行することを発表しました。
対象となるのは、2026年8月1日時点で新宮市に住民票がある方です。年齢や所得による制限はなく、子どもから高齢者まで対象となります。
今回の商品券は、地元店舗限定券2,500円分と全店舗共通券2,500円分の合計5,000円分です。
11月初旬までに引換券が送付され、市内13郵便局で商品券を受け取る必要があります。
引き換え期限は2026年12月30日(水)、利用期限は2027年2月28日(日)です。
商品券の対象者や受け取り方法、利用できる店舗などについては、以下の記事で詳しく紹介しています。

前回の1万円分の商品券とは別の事業
新宮市では、今回の5,000円分の商品券に先立ち、2026年度に市民1人につき1万円分の「新宮市暮らし応援商品券」を発行しています。
前回の商品券は、2025年12月1日時点で新宮市に住民票がある方を対象に、地元店舗限定券5,000円分と全店舗共通券5,000円分が交付されました。
こちらの利用期間は、2026年7月31日で終了しています。
今回新たに発行される5,000円分の商品券は、前回の1万円分の商品券とは対象となる基準日や受け取り方法、利用期限が異なります。
混同しないように注意しましょう。
2027年度も商品券が配布される?
今回の追加発行により、2026年度には1人1万円分の商品券に加え、新たに5,000円分の商品券が発行されることになりました。
一方、2027年度(令和9年度)にも商品券を発行するかどうかについては、現時点で発表されていません。
暮らし応援商品券は、毎年度必ず発行される制度ではなく、国の物価高対策や新宮市の予算などによって実施内容が決まります。
今後、新たな商品券の発行が決定した場合は、本記事でも情報を更新します。
2027年度も新成人30万円・入学準備5万円は続く?
暮らし応援商品券とあわせて気になるのが、新成人応援給付金や入学等準備支援給付金が2027年度以降も続くのかという点です。
新成人応援給付金については、令和7年度だけでなく、令和8年度に満18歳となる新成人についても30万円を支給することがすでに案内されています。
新宮市では、新成人応援事業を令和8年以降も継続していくため、ふるさと納税型クラウドファンディングによる財源確保にも取り組んでいます。

令和8年度対象者には2026年10月中旬に案内が送付される予定です。
一方、令和9年度に満18歳となる新成人への30万円給付については、2026年9月16日時点では市公式ページに具体的な案内は掲載されていません。
入学等準備支援給付金についても、令和8年度の支援制度として掲載されていますが、令和9年度以降の実施内容については今後の発表を確認する必要があります。
そのため、
「2027年度も必ず30万円・5万円が支給される」
と現時点で判断することはできません。
令和9年度当初予算など、今後公表される情報に注目です。
今後、新たな物価高対策が発表される可能性は?
新宮市の「物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金」の活用状況を見ると、今後の動きにも注目したいところです。
2026年8月時点の資料では、令和7年度補正予算分の交付限度額は4億2,293万円となっており、全額について交付決定されています。
一方、令和8年度補正予算分については1,902万円の交付限度額が示されているものの、8月時点では交付決定額0円、残額1,902万円となっています。
この1,902万円について、今後どのような事業に活用されるのかは現時点では明らかになっていません。
ただし、この数字だけを根拠に「新しい商品券が配られる」「新たな給付金がある」と判断することはできません。
新宮市公式サイトでは、2026年9月16日にも物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金に関するページが更新されています。
今後、新しい実施計画や補正予算が公表された場合には、新たな支援策が明らかになる可能性があります。
新宮市公式:物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金について
https://www.city.shingu.lg.jp/info/1782
2027年度の支援は今後の予算にも注目
2027年度(令和9年度)の支援制度については、これからの予算編成も重要になります。
2026年9月16日時点で、新宮市が公開している令和8年度補正予算書は6月補正予算(第1号)と6月追加補正予算(第2号)までです。
そのため、今後の補正予算や令和9年度当初予算、新たな交付金の実施計画などで、市民向けの支援策が示されるか注目されます。
特に、
- 暮らし応援商品券が再び実施されるか
- 新成人応援給付金30万円が令和9年度も続くか
- 入学等準備支援給付金5万円が継続されるか
- 新しい物価高対策が追加されるか
といった点について、新しい情報が発表され次第確認していきます。
商品券や給付金の最新情報を随時更新
新宮市では、物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金などを活用し、暮らし応援商品券や水道基本料金の免除、新成人・子育て世帯への給付など、さまざまな支援を実施しています。
2026年10月には、市民1人につき5,000円分の「新宮市暮らし応援商品券」の追加発行が発表されました。
今回の商品券は郵便局での引き換えが必要となるため、対象となる方は引換券が届いたら早めに手続きを済ませておきましょう。
また、令和8年度に満18歳となる新成人への30万円の給付や、入学等準備支援給付金などの動きにも注目です。
2027年度の暮らし応援商品券については、現時点で実施が発表されていません。
今後、新宮市から新たな給付金や物価高対策などが発表された場合は、本記事を随時更新します。



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