※新宮高校生による「無痛分娩」をテーマとしたアンケート調査は、回答受付を終了しています。この記事では、探究活動の内容を記録として掲載しています。
新宮高校の生徒が現在、「無痛分娩に対する他国との考え方の違い」をテーマに探究活動を行い、アンケートへの協力を呼びかけています。
アンケートは日本語版と英語版が用意されており、無痛分娩を選択したいと思うか、その理由などを回答する内容です。日本語版では「男性も回答をお願いしたいです」と案内されています。
ところで、「新宮高校の探究活動」と聞いても、「どんなことをしているの?」とピンとこない方もいるのではないでしょうか。
実は近年の新宮高校では、生徒自身が興味や疑問をもとにテーマを設定し、調査や考察を行う「探究的な学び」に力を入れています。2025年度には「学彩探究科」も新設されました。
この記事では、今回行われているアンケートの内容とともに、新宮高校の「探究活動」について分かりやすく紹介します。
この記事でわかること
- 新宮高校生が実施している「無痛分娩」のアンケートについて
- アンケートではどのようなことを聞かれるのか
- 新宮高校の「探究活動」とは何か
- 新宮高校が取り組む「学彩探究科」について
- アンケートの回答期限
新宮高校生が「無痛分娩」についてアンケートを実施中
新宮市観光協会のXでは、新宮高校の探究活動として行われているアンケートへの協力を呼びかけています。
今回、生徒が探究しているテーマは、「無痛分娩に対する他国との考え方の違い」です。
案内には日本語版と英語版、2種類のアンケートが用意されており、回答期限は2026年9月25日(金)までとなっています。
高校生のアンケートというと、同年代を対象にしたものをイメージするかもしれませんが、今回の日本語アンケートには年齢を入力する項目があり、「男性も回答をお願いしたいです」と案内されています。
年齢や性別を問わず、幅広い方から回答を集めていることがうかがえます。
アンケートではどんなことを聞かれる?
日本語版のアンケートは「無痛分娩について」というタイトルで、次のような内容となっています。
- 性別
- 現在の年齢
- 自分もしくはパートナーに、子どもを産んだことがあるか
- 自分またはパートナーが出産するとしたら、無痛分娩を選択したいと思うか
- 無痛分娩を選択する・しない理由
単に無痛分娩を知っているかどうかを尋ねるのではなく、「自分なら選択したいと思うか」、さらに「なぜそう考えるのか」まで回答するアンケートになっています。
また、日本語版だけでなく英語版も用意されています。
案内には「無痛分娩に対する他国との考え方の違いについて探究しています」とあることから、日本と海外で無痛分娩に対する考え方にどのような違いがあるのかを調べるためのアンケートとみられます。
なお、今回確認できた案内やアンケートでは、探究の詳しい目的や仮説などまでは明らかにされていません。
そもそも新宮高校の「探究活動」って?
「探究活動」と聞くと、少し難しそうに感じるかもしれません。
簡単にいうと、生徒自身が興味や疑問をもとに課題を設定し、情報を集めたり、人から話を聞いたり、調査を行ったりしながら、自分たちなりに考えを深めていく学習です。
今回のアンケートも、そうした調査方法の一つと考えると分かりやすいでしょう。
新宮高校では、1年生から3年生まで「総合的な探究の時間」に取り組んでいるほか、学彩探究科では学校設定科目「くまの学彩」を設け、生徒が主体となった探究学習を進めています。
つまり、先生から出された問題の正解を覚えるだけではなく、「自分は何を知りたいのか」「どうすれば調べられるのか」から考えていく学びといえます。
新宮高校では「探究」に力を入れている
最近の新宮高校といえば、2026年度から新翔高校と統合したことを知っている方も多いのではないでしょうか。現在の全日制課程には「普通科」「学彩探究科」「総合学科」の3学科があります。
それに先立つ2025年度、新宮高校では全日制課程普通科を「普通科」と「学彩探究科」に改編しました。
「学彩(がくさい)」という言葉は、地域の方にとってもあまり聞き慣れないかもしれません。
新宮高校では、従来の文系・理系といった枠にとらわれず、複数の学問領域にまたがって学ぶことを重視しています。教科書で知識を身につけるだけでなく、生徒の「もっと知りたい!」という気持ちを大切にしながら探究的な学びを進める学科です。
「くまの学彩」ではどんなことをしている?
学彩探究科には、学校独自の科目「くまの学彩」があります。
1年生では講演や体験学習などを通して興味・関心を広げ、2年生では「分野別探究」として、自分たちが興味を持ったテーマについて1年間かけて探究。3年生ではグループディスカッションやディベート、卒業レポートなどへと発展していきます。
実際に2026年度の「くまの学彩Ⅰ」では、新宮市役所企画調整課の職員から新宮市の現状やまちづくりについて話を聞く授業も行われました。
事前学習では、新宮市の人口減少を踏まえ、地域の課題や魅力、住み続けるために必要な条件などについて生徒たちが考えています。
このように、学校の中だけで完結するのではなく、地域の人や専門家などと関わりながら学ぶ機会も設けられています。
新宮高校の公式noteでも探究活動を発信
新宮高校では、学校での取り組みを公式noteでも積極的に発信しています。
公式noteには「学彩探究科の取り組み」というマガジンがあり、「くまの学彩」をはじめ、授業や探究活動の様子を紹介する記事が継続的に公開されています。
たとえば、学彩探究科2年生が「分野別探究」の探究計画を発表する様子や、新宮市役所からまちづくりについて学ぶ様子なども紹介されています。
「最近の新宮高校ではどんなことをしているんだろう?」と気になった方は、のぞいてみると学校の様子が分かりやすいかもしれません。
地域の人と一緒に進める探究も
新宮高校では、探究活動を地域とつなげる取り組みも進めています。
2025年には、地域の方や卒業生などが持つ知識や経験を探究学習に生かすため、「新宮高校探究人材バンク」を開設しました。
講演やインタビュー、フィールドワーク、施設見学などへの協力を想定しており、地域と関わりながら生徒が学べる環境づくりを進めています。
今回の「無痛分娩」に関するアンケートも、学校の外にいる人から意見を集めながら進める探究活動の一つといえそうです。
アンケートの回答受付は終了しました
今回のアンケートは、2026年9月25日(金)をもって回答受付を終了しました。
アンケートは日本語版と英語版が用意され、日本語版では女性だけでなく男性にも回答への協力が呼びかけられていました。
内容は、無痛分娩を選択したいかどうかや、その理由などについて尋ねるもので、新宮高校の生徒が取り組む探究活動の一環として実施されました。
回答期間:2026年9月25日(金)まで(受付終了)
新宮高校生の探究活動に協力してみては
「探究活動」という言葉だけを聞くと、高校の中で行われている少し難しい授業のように感じるかもしれません。
しかし、その内容を見てみると、生徒自身が興味を持ったテーマについて考え、学校の外にも目を向けながら情報を集め、自分たちなりの答えを探していく取り組みであることが分かります。
今回、新宮高校の生徒が取り組んでいるテーマは「無痛分娩に対する他国との考え方の違い」。
私たちがアンケートに回答することも、生徒たちがテーマについて考えるための一つの材料になります。
興味のある方は、この機会に新宮高校生の探究活動に協力してみてはいかがでしょうか。
アンケートの回答期限は2026年9月25日(金)までです。



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