新宮市「あんしんルーム」を解説|病児・病後児保育の対象・料金・予約方法・給食まとめ

子育て・教育

「子どもが熱を出したけれど、仕事を休めない」「病気は回復してきたものの、まだ保育園や学校には行けない」

子育て中には、このような場面に困ることもあるのではないでしょうか。

新宮市には、病気の治療中や回復期にある子どもを一時的に預かる病児病後児保育施設「あんしんルーム」があります。

対象となるのは、生後6か月から小学6年生までの子ども。保護者が仕事などの事情で家庭での保育が難しい場合に、看護師や保育士がいる専用施設で預かってもらえます。

また、2026年4月からは、一定の年齢以上の子どもを対象に昼食の給食も注文できるようになりました。

この記事では、新宮市の「あんしんルーム」について、対象となる子どもや利用料金、事前登録、予約方法、利用までの流れなどをわかりやすく紹介します。

この記事で分かること

  • 新宮市「あんしんルーム」の対象となる子ども
  • 利用できる曜日・時間と利用料金
  • 利用料金の減免・助成制度
  • 利用できない病気
  • 初めて利用するときの事前登録方法
  • Web予約システム「テオテ」を使った予約方法
  • 利用当日までの流れ
  • 2026年4月から始まった給食サービス

新宮市の「あんしんルーム」とは?

「あんしんルーム」は、新宮市の病児病後児保育施設です。

子どもが病気の治療中、または回復期にあり、保育園や認定こども園、学校などでの集団生活が難しいときに利用できます。

保護者が仕事などのやむを得ない事情で家庭で子どもを見ることができない場合、専用施設で看護師や保育士が一時的に子どもを預かります。

「まだ保育園には戻れないけれど、仕事を何日も休むのは難しい」といったときに、子育て家庭を支えてくれる施設です。

あんしんルームを利用できる子ども

対象となるのは、次の条件を満たす子どもです。

  • 新宮市・那智勝浦町・太地町に住んでいる、または新宮市内の保育所・認定こども園・幼稚園・学校などに通っている
  • 年齢が0歳6か月~小学6年生
  • 病気の治療中で症状が急変するおそれがない、または病気の回復期にある
  • 医師から病児病後児保育施設を利用できる状態と認められている
  • 保護者が仕事などのやむを得ない事情により家庭で保育できない

新宮市民だけでなく、那智勝浦町や太地町に住んでいる子どもも対象となっているのがポイントです。

また、それ以外の市町村に住んでいる場合でも、新宮市内の保育所や認定こども園、幼稚園、学校などに在籍していれば対象となります。

利用できる曜日・時間・定員

あんしんルームの開設時間は次のとおりです。

項目内容
開設日月曜日~金曜日
開室時間午前8時~午後6時
休室日土曜日・日曜日・祝日・年末年始(12月29日~1月3日)
利用定員1日6名

定員は1日6名ですが、子どもの症状や隔離の必要性などによって、受け入れ可能な人数が変わる場合があります。

あんしんルームの利用料金

利用料金は、利用時間によって異なります。

利用時間料金
半日(5時間以内)500円
1日1,000円

利用料金はお迎えの際に現金で支払います。

おつりが出ないように準備しておきましょう。

また、通常の利用料金とは別に、保護者負担金が発生する場合があります。

利用料金が減免される場合も

世帯の状況によっては、あんしんルームの利用料金の減免を受けられる場合があります。

対象となるのは、生活保護世帯、市町村民税非課税世帯、ひとり親家庭医療費受給資格者証の交付を受けている世帯です。

なお、ひとり親家庭については一部所得制限があります。

減免の対象となる場合は、利用登録申請書や同意書とあわせて「利用料減免申請書」の提出が必要です。

子どもが3人以上いる世帯には助成制度も

新宮市では、小学生以下の子どもが3人以上いる世帯を対象に、「紀州っ子いっぱいサポート事業」による助成も行っています。

対象となる世帯では、未就学児があんしんルームを利用した際の施設利用料金について、年間15,000円を上限に助成を受けられます。

ただし、この制度を利用できるのは新宮市に住民票がある方に限られます。

あんしんルームで受け入れできない病気

病児保育施設であっても、すべての病気・症状で利用できるわけではありません。

新宮市では、次の病気について受け入れ不可としています。

受け入れできない病気
麻疹
結核
水痘(水ぼうそう)
帯状疱疹
新型コロナウイルス感染症
インフルエンザ

インフルエンザについては、発熱した日を0日として2日目までは利用できません。

また、一覧にない病気でも、子どもの症状や施設の状況などによって受け入れできない場合があります。

初めて利用する場合は事前登録が必要

あんしんルームは、子どもが病気になったときに、そのまますぐ利用できるわけではありません。

施設を利用するには事前登録が必要です。

実際に利用が必要になってから慌てないためにも、対象となる家庭では、元気なうちに登録を済ませておくと安心です。

登録に必要な書類

基本的に必要となるのは、次の2点です。

  1. 利用登録申請書
  2. 同意書

利用料金の減免対象となる場合は、あわせて「利用料減免申請書」を提出します。

新宮市民の登録場所

新宮市に住んでいる方は、次の場所で登録できます。

登録場所受付時間
子育て推進課(こども家庭センター内)午前8時30分~午後5時15分
住民生活課(熊野川行政局)午前8時30分~午後5時15分
三輪崎支所午前8時30分~午後5時15分
高田支所午前8時30分~午後5時15分
病児病後児保育施設「あんしんルーム」午前8時~午後6時

いずれも土曜日・日曜日・祝日を除きます。

那智勝浦町に住んでいる方は那智勝浦町役場こども未来課、太地町に住んでいる方は太地町役場教育委員会で登録できます。

登録後はWeb予約システム「テオテ」に登録

書類による登録手続きが終わると、新宮市の子育て推進課から利用登録許可通知書が郵送されます。

通知書が届いたら、Web予約システム「テオテ」で手続きを行います。

初めて利用する場合は、大きく次の流れです。

  1. 「テオテ」のアカウントを作成する
  2. 「あんしんルーム」を選択して施設への利用登録を行う
  3. 施設から登録承認の連絡を受ける

「あんしんルーム」への利用登録は、子どもごとに必要です。

あんしんルームを利用するまでの流れ

実際に子どもが病気になり、あんしんルームを利用したい場合は、予約だけでなく医療機関の受診も必要です。

1.「テオテ」から仮予約する

まず、Web予約システム「テオテ」から施設の仮予約を行います。

予約は、利用希望日の前日の正午から受け付けています。

施設に空きがあれば当日予約も可能ですが、その場合は利用当日の正午までに予約する必要があります。

2.医療機関を受診する

「診療情報提供書(新宮市指定様式)」の保護者記入欄を記入し、新宮市・那智勝浦町・太地町の医療機関を受診します。

診察を受けたうえで、医師に診療情報提供書の主治医記入欄を記入してもらいます。

3.「テオテ」の予約内容を更新する

医療機関を受診したら、「テオテ」で予約内容を更新します。

あわせて、医師に記入してもらった診療情報提供書をスマートフォンなどで撮影し、「テオテ」へアップロードします。

4.施設から予約可否の連絡を受ける

提出した内容などをもとに施設側で確認が行われ、予約できるかどうかの通知・連絡があります。

5.予約確定後に施設を利用する

予約確定の連絡を受けたら、必要な持ち物を準備して「あんしんルーム」へ向かいます。

薬を施設で使用する必要がある場合は、「与薬依頼書」への記入も必要です。

スマホやパソコンでの手続きが苦手でも相談できる

「Web予約と聞くと少し不安」「書類をスマートフォンでアップロードする方法が分からない」という方もいるかもしれません。

新宮市では、テオテのアカウント作成や施設登録、予約、診療情報提供書のアップロードなど、スマートフォンやパソコンでの手続きが難しい場合は個別に対応しています。

操作に不安がある場合は、無理に自分だけで進めず相談してみましょう。

2026年4月から給食の注文が可能に

あんしんルームでは、2026年4月から昼食として給食を注文できるようになりました。

対象となるのは、3歳の誕生日を迎えた子どもから12歳までです。

対象1食あたりの料金
未就学児250円
小学生300円

給食を希望する場合は、午前9時までに注文する必要があります。

ただし、アレルギー除去食には対応していません。

これまでと同じように、お弁当を持参したり、施設でレトルト食品を購入したりすることもできます。

「いざ」というときのために事前登録を

子どもの病気は突然やってきます。

朝になって熱が出たり、数日間保育園や学校を休まなければならなくなったりすると、仕事との調整に困る家庭も少なくありません。

あんしんルームは、そうしたときに利用できる新宮市の子育て支援のひとつです。

ただし、利用には事前の書類登録と「テオテ」への登録が必要となるため、実際に必要になってから手続きを始めると、すぐに利用できない可能性があります。

今すぐ利用する予定がなくても、対象となる家庭では、利用方法や必要な手続きを一度確認しておくと安心です。

子育ての「困った」に備えてファミサポもチェック

子どもの預け先については、病児・病後児保育の「あんしんルーム」だけでなく、新宮市ファミリー・サポート・センター(ファミサポ)もあります。

ファミサポは、「子育てを手伝ってほしい人」と「子育てを応援したい人」が会員となり、地域で子育てを支え合う仕組みです。保育施設への送迎や、保育時間の前後などに子どもを預かってほしいときなどに利用できます。

あんしんルームとは利用できる場面や条件が異なるため、いざというときの選択肢として、あわせて確認しておくと安心です。

新宮市のファミサポについての詳細はこちらの記事をご覧ください。

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参照元:新宮市 新宮市病児病後児保育施設「あんしんルーム」のご案内

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