特急「くろしお」に乗って新宮駅を訪れた方を対象に、2026年10月1日(木)から「特急くろしお号ご乗車記念証」が配布されます。
記念証は、昔ながらの硬券時代の特急券をイメージしたオリジナルデザイン。先着1,000枚限定で、新宮駅前の新宮市観光協会で受け取ることができます。
ここで新宮市民が気になるのが、「新宮駅からくろしおに乗っても、記念証をもらえるの?」という点です。
結論からいうと、新宮駅から乗車するだけでは対象になりません。
今回の記念証は「特急くろしおで新宮駅に到着した方」が対象です。そのため、新宮市民が記念証を手に入れるには、紀伊勝浦駅などからくろしおに乗り、新宮駅へ戻ってくる方法などが現実的です。
この記事では、配布条件や受け取り方法に加えて、新宮市民が記念証をもらう方法も詳しく紹介します。
この記事でわかること
- 特急くろしお号ご乗車記念証の配布期間・場所
- 記念証をもらえる条件
- 新宮駅から乗車するだけではもらえない理由
- 新宮市民が記念証をもらうにはどうすればいい?
- 紀伊勝浦駅から新宮駅までくろしおを利用する方法
- 夜に新宮駅へ到着した場合の受け取り方
- 記念証のデザインや入鋏イベント
「特急くろしお号ご乗車記念証」を10月1日から配布
2026年10月1日(木)から、新宮駅に特急「くろしお」で到着した方を対象に、「特急くろしお号ご乗車記念証」が配布されます。
今回の取り組みは、JRきのくに線の新宮~白浜間の活性化に取り組む「きのくに活性化センター」が、紀勢本線活性化促進協議会新宮白浜区間部会の協力を得て実施するものです。
特急くろしおの利用促進とともに、昔ながらの硬券を楽しんでもらい、紀南地域への鉄道旅行のきっかけをつくることも目的とされています。
配布期間は10月1日から12月20日まで
「特急くろしお号ご乗車記念証」の配布概要は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 配布期間 | 2026年10月1日(木)~12月20日(日) |
| 配布枚数 | 先着1,000枚 |
| 対象 | 特急くろしおを利用して新宮駅に到着した方 |
| 配布場所 | 新宮市観光協会(JR新宮駅前) |
| 受付時間 | 9:00~17:00 |
| 定休日 | なし(年中無休) |
| 受取枚数 | 1人1枚まで |
先着1,000枚に達した場合は、12月20日を待たずに配布が終了します。
記念証が欲しい方は、配布状況を確認しながら早めに利用したほうがよさそうです。
注意!新宮駅からくろしおに乗るだけではもらえない
新宮市民にとって、特に注意しておきたいのが記念証の対象条件です。
今回の記念証は、単に「特急くろしおを利用した人」が対象ではありません。
対象となるのは、特急くろしおを利用して「新宮駅に到着した人」です。
そのため、
「新宮駅からくろしおに乗って紀伊勝浦へ行った」
「新宮駅からくろしおに乗って白浜へ出かけた」
というだけでは、記念証を受け取ることはできません。
新宮駅発の特急券は対象外となります。
また、JR東海の特急「南紀」や「WEST EXPRESS 銀河」で新宮駅に到着した場合も対象外です。
あくまで、新宮駅着の特急くろしおを利用することがポイントです。
新宮市民が記念証をもらうにはどうすればいい?
では、新宮市に住んでいる人が記念証を欲しい場合、どうすればよいのでしょうか。
もっとも分かりやすいのは、一度、くろしおの停車駅まで移動し、そこから新宮駅行きのくろしおに乗って戻ってくる方法です。
特急くろしおは紀伊勝浦、太地、古座、串本、白浜などに停車します。
なかでも新宮から近く、利用しやすいのが紀伊勝浦駅です。
おすすめ①紀伊勝浦駅まで行って、くろしおで新宮駅へ戻る
新宮市民が記念証を目的に利用するなら、比較的現実的なのが紀伊勝浦駅から新宮駅までの区間です。
たとえば、
新宮→紀伊勝浦:普通列車などで移動
紀伊勝浦→新宮:特急くろしおを利用
という形にすれば、帰りに「新宮駅着のくろしお」を利用することになります。
JR西日本では、紀伊勝浦~新宮間を対象とした「トク特チケットレス」も販売しており、2026年度はおとな1人・片道300円で特急の普通車指定席を利用できます。
ただし、これは特急券部分の料金なので、別途、紀伊勝浦~新宮間の乗車券が必要です。
トク特チケットレスはe5489で購入でき、乗車日の前日と当日に販売されています。
「記念証は欲しいけれど、そのためだけに遠くまで行くのはちょっと……」という新宮市民にとっては検討しやすい方法でしょう。
おすすめ②白浜や串本などへ出かけた帰りにくろしおを利用する
記念証だけを目的に電車へ乗るのではなく、お出かけと組み合わせる方法もあります。
たとえば、串本や白浜方面へ買い物や観光、用事などで出かけた際、帰りだけ特急くろしおを利用して新宮駅まで戻る方法です。
行きの交通手段は必ずしもくろしおである必要はありません。
帰りに「新宮駅着の特急くろしお」を利用すれば、記念証の対象になります。
新宮駅から出発する際は普通列車などを利用し、帰りをくろしおにする、といった旅程も考えられます。
おすすめ③くろしおで往復して、帰りの新宮駅着を利用する
もちろん、新宮駅からくろしおに乗って出かけ、帰りもくろしおで新宮駅まで戻ってくる方法でも対象になります。
この場合、行きの「新宮駅発」の特急券では記念証を受け取れませんが、帰りの「新宮駅着」の特急券が対象となります。
串本や白浜などへの鉄道でのお出かけと組み合わせれば、記念証も旅の思い出の一つになりそうです。
記念証を受け取るときに必要なもの
新宮駅へ到着したら、新宮駅前にある「新宮市観光協会」で記念証を受け取ります。
その際、乗車当日または前日に新宮駅へ到着したことを確認できる特急券などの提示が必要です。
提示できるものは次のとおりです。
- 無効印を受けた紙の特急券
- 紙の特急券を撮影した写真
- チケットレス特急券の「提示用画面」
紙の特急券を利用する場合、手元に残らない可能性を考えて、あらかじめスマートフォンなどで撮影しておくと安心です。
記念証は1人1枚までで、番号の指定や事前の取り置きはできません。
夜に新宮駅へ到着した場合は翌日でもOK
新宮市観光協会の受付時間は9:00~17:00です。
そのため、17時以降に新宮駅へ到着するくろしおを利用した場合、当日に記念証を受け取ることができません。
公式案内では、くろしお17号・21号・27号など、観光協会の営業時間終了後に到着する列車を利用した場合は、翌日に前日の特急券を提示して受け取るよう案内されています。
これは新宮市民にとっては利用しやすいポイントです。
たとえば、お出かけから夜のくろしおで新宮へ帰ってきた場合でも、翌日に新宮駅前の観光協会へ行けば受け取ることができます。
何らかの事情で当日・翌日の営業時間内に受け取れない場合は、きのくに活性化センター事務局へ問い合わせるよう案内されています。
昔の「くろしお」の特急券をイメージした硬券
今回配布される記念証は、現在では珍しくなった「硬券」タイプです。
硬券時代の特急くろしおの特急券をオマージュしたオリジナルデザインで、JR西日本の商品化許諾を受けて制作されています。
表面には、日付・号車・席番・出発駅・出発時刻などを書き込める空欄が用意されています。
自分が実際に乗ったくろしおの情報を書き込めば、自分だけの乗車記録として残すことができます。
裏面には、紀勢本線が電化される前まで走っていた「キハ81系」がデザインされています。
鉄道ファンはもちろん、新宮までくろしおで旅をした記念品としても楽しめそうです。
昔ながらの「改札ばさみ」を体験できるイベントも予定
配布期間中には、昔の鉄道を感じられるイベントも予定されています。
特定日の1~2日程度、昔の駅改札で使われていた「改札ばさみ」を使って記念証に入鋏するほか、日付を押印するイベントが専用デスクで実施される予定です。
かつては駅員が改札ばさみを使い、乗客の切符に切り込みを入れる光景が当たり前に見られました。
現在ではなかなか体験できないため、記念証と合わせて楽しめる企画になりそうです。
開催日は現時点では発表されておらず、詳細が決まり次第、公式ホームページなどで案内される予定です。
新宮市民なら「帰りのくろしお」を利用するのがポイント
今回の「特急くろしお号ご乗車記念証」は、新宮駅からくろしおに乗車するだけでは受け取ることができません。
新宮市民が記念証を手に入れたい場合は、紀伊勝浦駅などから特急くろしおに乗り、新宮駅へ到着することが条件になります。
記念証を目的にするなら、普通列車などで紀伊勝浦へ行き、帰りだけくろしおを利用する方法が比較的取り入れやすそうです。
また、白浜や串本方面へ出かける予定があるなら、帰りをくろしおにする方法もあります。
配布は10月1日から12月20日までですが、先着1,000枚に達した時点で終了します。
「新宮市民だから対象外」というわけではありませんので、記念証が欲しい方は「新宮駅から乗る」のではなく、「くろしおに乗って新宮駅へ帰ってくる」という使い方を覚えておくとよさそうです。
参照元:きのくに活性化センター 特急くろしお号での旅の思い出に!「特急くろしお号ご乗車記念証」を配布します



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